【新機能】「日本語教育の参照枠」に準拠した証明書がWSDBから発行出来るようになりました!

まず初めに,

この度新しくWSDB事業部に配属となりました、藤田瑛瑠茉と申します。

これから日本語教育の発展に大きく貢献していけるよう精進して参りますので、

皆様どうぞよろしくお願いいたします 

話を戻しますが、「日本語教育の参照枠」に準拠した証明書等を発行できるように開発を進めておりますが、この度WSDBより発行できるようになりました。

2024年から、日本語教育機関は文部科学省の認定を受けることになります。弊社では、新法の施行に伴い、教育のさらなる質の向上が求められると捉えています。

今回の証明書は、留学生の日本語運用能力を可視化できます。CEFRの2018年補遺版に基づき、言語活動を5つに分類し、それぞれのレベルを11段階評価で示すことができます。

今回の参照枠対応第一弾リリースであり、すでに日本語教育の参照枠や、CEFRに基づいた成績評価をしている学校様は、WSDBから言語熟達度の履歴を含んだ証明書が出力できるようになります。

また、現在の成績証明書から変更を考えている方は、現状の成績の付け方をしながら、移行のタイミングを図る事ができます。

WSDBでは今後、Can-do評価から熟達度が自動判定される機能の実装を検討しています。

文部科学省の認定制度がどうなるかまだまだ不明点も多いですが、日本語教育機関様が国からの要請に対応しやすくなるよう今後も引き続き機能を実装してまいります。

【補足】「日本語教育の参照枠」とは

以下、「日本語教育の参照枠 報告」より引用。

「日本語教育の参照枠」とは、CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)を参考に、日本語の習得段階に応じて求められる日本語教育の内容・方法を 明らかにし、外国人等が適切な日本語教育を継続的に受けられるようにするため、日本語教育に関わる全ての者が参照 できる日本語学習、教授、評価のための枠組み。

【参考】文化庁, 日本語教育の参照枠 報告

https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/kokugo/hokoku/pdf/93476801_01.pdf

 

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