—WSDBを導入して、作業の簡略化等何か影響はありましたか。
たとえば、学生情報の更新については、まだ入国して間もない学生については個人面談でヒアリングした情報を職員がWSDBに打ち込んでいます。学校に慣れてきた学生については、「WSDBのアプリから入力してください」と、学生自身で情報を入力するように促しています。
出席管理機能は学生がアプリからすぐに確認ができるので、学生との面談の時に役立っています。また、証明書の中でも出席証明書を例にすると、今までは出席の情報をまず調べて、クラス担任の先生から成績のコメントをもらうという、証明書を発行するまでに色々な作業が発生し、それなりの労力がかかります。しかし、WSDBであればデータが一元管理されているので、元々出席管理機能に出席が登録されていれば証明書はすぐに出力できます。
コロナ以前は、現在と同じ学生数の中で専任の職員3人とパートさん3人(フルタイム2人、週3回1人)、計6人で学生課を回していました。しかし、WSDBを導入することでパートさんの仕事をシステムがカバーしてくれるようになり、現在は専任職員のみで業務を行っています。そのため、人件費の大幅な削減が可能になりました。