フロッピーがなくなったように、エクセル中心の仕事もなくなる

GIZMODOに『日本の「フロッピーディスク卒業」ニュース、海外でも取り上げられる』という記事が掲載されていました。

東京都の役所では、今だにフロッピーが現役で活躍しているそうです。

それをなくして「いこう」という話が出ているという事です。

さすがに学校様の事務職で今だにフロッピーを使っているというところはないと思います。というよりも、現代で、事務職員がフロッピー使って作業していたら、皆様ならどう感じるでしょうか。

もし、「フロッピーじゃなきゃ私は作業しません」という人がいたら、その方は雇わないのではないでしょうか。

私にとっては、エクセルがそれに当たります。

私はエクセルが大好きなので、日本語学校の事務職で働いていた時に、VBAを組み請求書や、成績表などを作っていました。

しかし、それが「学校」として正しいかと言われると完全に「ノー」だと答えます。

エクセルを知っているからこそ、エクセルの限界を知っているからです。

エクセルは、個別の作業を補うには便利ですが、それらを統合し、整合性をチェックしながら、管理することには適していません。

さらに作り込めば作り込むほど、業務の受け渡しが複雑になってしまいます。

フロッピーは、受け取れるデータ容量が少なく、他の記録媒体が出てくる中で、効率よくデータの受け渡しができないため、役目を終えました(東京都では使ってますが)

エクセルは、表計算としては今後も残っていくと思いますが、データベースが出た段階で、管理するための能力はAcsessなどのソフトに任せています。

日本語教育業界には「エクセルで管理している!」という方がまだまだ多いのですが、それは「フロッピーを使っているからUSBはいりません(まあ、USBも、もはや古いですけど)」と、新しいものを拒否する姿勢と、そこまで変わらないのではないでしょうか。

エクセルで管理している学校様がいらしたら、是非一度、現在販売されているシステムがどうなっているか知識をアップグレードした上で、判断をしてみてはいかがでしょうか。

株式会社OneTerrae

スクールソリューション部

井上智之

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