『日本語教育の参照枠』と評価の再検討 / コラム / By 井上 昨年度『日本語教育の参照枠』の最終報告がまとめられ、日本語教育も大きく変革が求められていることを実感しています。 そのような流れの中で、非常に興味深い取り組みをしている小学校の記事を見つけました。 『通知表をやめた公立小学校、2年後どうなった?』(47News © 株式会社全国新聞ネット) 私がWSDBを販売している理由は「学生が自ら学習状況を把握し、自立した学習者になっていってほしい。そのために習得すべきスキルが社会、学校、学生にとって見える化された状態になっていることが望ましい」と考えているからです。 学習者の普段発揮されている言語能力が反映される「何か」を作る事は、先生にとっても、システムにとっても負担ばかりが目につき、その歩みを鈍らせます。しかし、最終的にどこかで切り取る瞬間があったとしても、その学習者のパーソナリティを発揮させるための教育というものは、理想としてもっていたいものだと、原点を振り返るいい機会になりました。 参考:文化庁HP「報告・答申・建議等」上記のページの令和3年~令和4年にかけて、日本語教育の参照枠に関する報告がダウンロードできます。 日本語ジャーナル「日本語教育の参照枠」最終報告まとまる」 株式会社OneTerrace井上智之