【導入事例#7】かゆいところに手が届く 業務の分散を実現 / インタビュー記事, トップ記事, 導入事例 / By 藤田 導入事例インタビュー7校目は、市川日本語学院様(千葉県市川市)にご協力をいただきました。今年で創立34年と長い歴史があり、世界20か国以上の学生を受け入れており、国際色が豊かである点が特徴です。今回は、事務局長兼取締役の有馬様に、システム導入に踏み切った経緯や、システムをご導入いただいてから約1年半経過した現在の活用状況についてお話を伺いました。 ー早速ですが、WSDBを導入したきっかけを教えてください。以前使っていたシステムがかなり古く、廃業することも決まっていたので、新しいものにしたいと思っていました。WSDBと他社のシステムの二択で迷い、一度後者のシステムを採用したのですが、かゆいところに手が届かず、小さな不満が積み重なり、それならいっそのこと切り替えようかということでWSDBを導入しました。 ー現在、WSDBのシステムで一番役立っている機能はズバリ何でしょうか。一番は学生管理の機能ですね。情報が全て紐づいているので、何かを調べるときに一通りのことがすぐに把握できるのが良いですね。例えば、この学生の出席率はどれくらいだろう?成績はどれくらいだろう?といった時に毎回担当の先生方に聞きに行かなくても大丈夫で、システムをみれば自分で確認できるのが役立っています。 ーWSDBの学生用アプリは使われていますか?アプリは今年の4月に在校生を含め、本格導入しました。在校生はもちろん新入生にも利用してもらうべく、それぞれの月期生の入学ガイダンス時にアプリをインストールしてもらっています。 ー学生様は積極的にアプリを活用されていますか?そうですね。学生証は一応紙ベースで学生に渡しているのですが、学校の住所がわからなくなってしまう学生も時々いるので住所確認で活用しているようです。他には、できる学生にはアルバイトや住所を入力してもらっています。あとは、出席率の確認です。出席率がギリギリの子は特に活用していると思います。学生自身でアプリから確認しているみたいです。出席率が良い子たちは見なくても大丈夫ですけどね。 ー学校様のアプリの活用状況はいかがですか?メッセージ機能を積極的に活用させていただいています。掲示板機能に関しては、学校全員と、留学生、在日生、あとは国籍別やいくつかある寮毎のグループを作成し、連絡をしています。 ーシステムは職員の方全員で使っていただいていますか?そうですね、今が丁度、進学シーズンなので成績証明書や出席証明証等の申請に関する書類の作成で使っています。今までは、扱える人が出力しなければならない形だったのですが、現在は職員の誰もが作成できるようになりました。生徒からもしなにか書類が必要と言われたら、言われた人が作ればいいので、業務が分散できているという点でだいぶ楽になりました。 ー現状、まだ使えていない機能はございますか? アルバイトの管理機能はまだあまり使えていないです。本来であれば本人たちからアルバイト情報を入力してもらいたいのですが。実際、そこに関しては学生たちの信頼度があまり高くなく、職員が書類等を目視で確認し管理する方が今のところはいいですね。 ーこれからの貴校の展望についてお聞かせください。今年で創立34年なのですが、この歴史を100年にしていきたいですね。あとは、現在20か国の学生が来日し日々勉強していますが、その多国籍という部分を大事にしながら、様々な国の学生が学べる場にしていきたいです。千葉県イチの多国籍校を目指しています。 ー最後に何かありましたらお願いいたします。WSDBは、日本語教育の現場を知っている方々がシステムの導入やサポートに携わっているからこそ、かゆいところに手が届くような良いシステムだと思います。今後とも引き続きよろしくお願いいたします。 【ご協力いただいた学校様】市川日本語学院〒272‐0023 千葉県市川市南八幡5‐10‐5TEL : 047‐329‐2121https://www.aiueo.ac.jp 【編集後記】今回、スクールソリューション部に配属となってから初めてのインタビューでした。初めは少し緊張しましたが、実際にインタビューを進めていく中で、一度他社のシステムを利用されながら、WSDBに価値を感じお切替えをいただけたこともそうですが、WSDBが今後さらによりよいシステムとなるようにご意見を多数いただけたことがとてもありがたかったです。業務が誰かに偏ることなく、分散されて楽になることを、WSDBの利用者様に感じていただくことを私どもとしてはひとつ目指していました。そのため、今回のインタビューにおいて、業務が分散できて楽になったというお言葉をいただけたことは大変嬉しかったです。今後もより多くの学校様にWSDBの良さを感じていただけるよう、これからも精一杯努めさせていただきます。市川日本語学院の皆様、そして有馬様、インタビューにご協力いただき本当にありがとうございました。