「日本語学校教師の国家資格必須化・学校の認定制度」でWSDBが力になれることを考えてみた / コラム, トップ記事, ニュース / By 松本 梨央 こんにちは!WSDB営業部の松本です。 2022年12月15日付の日本経済新聞に、「日本語学校の教師、国家資格必須に 学校も認定制へ」という記事が掲載されました。 【抜粋】文化庁の有識者会議は13日、日本語教師の国家資格を新設し、外国人留学生が学ぶ日本語学校の教師に取得を義務付けることを盛り込んだ報告書案をまとめた。留学生とともに日本語学校も急増し、指導力のばらつきが指摘されていた。文部科学省が教育内容などを評価し、学校を認定する仕組みも設ける方針。同庁が早期の法案提出を目指す。実効性のある認定基準づくりが課題となる。―2022年12月15日「日本語学校の教師、国家資格必須に 学校も認定制へ」日本経済新聞https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE032OR0T01C22A2000000/ 【参考】“日本語教師を国家資格に” 新制度の素案示す 文化庁―12月13日(月)NHKhttps://www3.nhk.or.jp/news/html/20221213/k10013921731000.html 記事内には、文部科学省が教育内容等を評価し、学校を認定する仕組みも設ける方針について触れられています。 現在、各日本語教育機関から提供されている日本語教育の内容は様々であり、また多くの日本語教育機関はシラバスを外部公開をしていないため、日本語学習者や外国人を雇用する企業等、外部機関が各日本語教育機関の教育水準を確認することが難しい状況となっています。 また、文化庁が令和3年8月20日に発表した「日本語教育の推進のための仕組みについて(報告)~日本語教師の資格及び日本語教育機関評価制度~」という報告書においても、各日本語教育機関の教育内容等の「見える化」の必要性が主張されています。 そんな時、WSDBでは「シラバス作成機能」「授業報告機能」が大活躍します!日本語教育内容の「見える化」に着目し、シラバスをシステム上で作成できる機能を追加することで、各日本語教育機関がシラバスを公開しやすくなり、学習者の学びを外部から適切に評価できるような体制づくりを支援します。また、作成したシラバスに付随して授業報告ができる機能を実装し、シラバス上で計画された授業の進捗や反省を内部で共有することで、教育の質を向上させる体制づくりを同時に行うことが可能になります。 私たちは、このような機能を学校様にお使いいただくことで、今回発表された方針の中の「文部科学省からの学校の認定」にお役立ちできるのではないかと考えています。 学生管理と合わせて、教育評価体制確立のお手伝いもできるよう、私たちは引き続きWSDBの開発・改良に努めて参ります。